ホットヨガで乾燥肌になる!?乾燥から肌を守るアフターケア

コットンで肌をケアする女性 ホットヨガのアフターケア

ホットヨガといえば、美容や健康に良いというイメージを持っている人も多いでしょう。

しかし、ホットヨガを始めてから肌の乾燥が目立つようになったという人もいます。

なぜホットヨガをすることで乾燥肌になってしまうのでしょうか?

ホットヨガで肌が乾燥するって本当?

ホットヨガはお肌にとって良い面もあれば、悪い面もあります。
まず、ホットヨガは大量に汗をかくことで、毛穴に溜まった汚れや余分な皮脂が洗い流されます。

さらに、血行不良が改善され、顔色が良くなったり目のクマが目立たなくなったりします。
新陳代謝も良くなるので、ターンオーバーが活性化され、肌荒れが治りやすくなる効果も期待できます。

一方で、汗に含まれる塩分が原因で、肌荒れを起してしまうこともあるんです。
たとえ汗によって毛穴の汚れが取り除かれても、レッスン後にしっかりとケアをして毛穴を引き締めないと、毛穴が開きっぱなしになってしまいます。

すると、再び毛穴の中に汚れが溜まり、かえって毛穴が目立ってしまうおそれがあるのです。
そのうえ、汗をかきすぎると、肌のうるおいを保つために必要な皮脂まで洗い流され、結果として乾燥肌になってしまいます。

また、肌にはセラミドという天然の保湿成分が存在します。
このセラミドが汗と共に流出してしまうと、肌が持つ保湿力が低下し、乾燥しやすい肌になってしまうのです。

このように、ホットヨガには乾燥肌をはじめとした肌荒れを悪化させるリスクもあります。
ただし、ホットヨガをすると必ずしも乾燥肌になるとは限りません。

 

乾燥肌予防にはアフターケアが肝心!

乾燥肌にならないためには、レッスンの後にしっかりとアフターケアをすることが重要です。
まず、レッスン中はこまめに汗を拭いて、なるべく塩分が肌に触れないようにしましょう。
レッスン後は必ずシャワーを浴びて、汗を洗い流します。

シャワーの後はしっかりと保湿を行うことで、肌の乾燥を防ぐことができます。
できるだけ冷たい化粧水や収れん成分の含まれた化粧品を使うと、毛穴の引き締めに効果的です。

また、レッスンをやりすぎないことも、乾燥肌を防ぐコツです。
いくら汗をかくのが気持ちいいからといって、毎日のようにレッスンを受けていると、乾燥肌が悪化しやすくなってしまいます。

1日に何度もレッスンを受けるのも、体に大きな負担がかかるので良くありません。
ホットヨガのメリットを引き出しつつ、デメリットを最小限に抑えるためにも、できれば週に2~3回、1日1レッスンまでにとどめましょう。

乾燥肌はホットヨガで改善!

ホットヨガはアフターケアさえきちんと行っていれば、乾燥肌がひどくなるどころか、乾燥肌を改善する効果も期待できます。
ホットヨガは汗とともに老廃物を排出したり、血行やターンオーバーを促進したりといった作用があります。

人間の肌は古い角質が定期的に垢として剥がれ落ち、新しい角質が表面に出てくるのが普通です。
このサイクルをターンオーバーと呼び、およそ28日ごとに新しい角質に生まれ変わります。

しかし、加齢やストレス、生活週間などが原因でターンオーバーが乱れると、古い角質がうまく排出されずに蓄積されてしまいます。
すると、シミやシワ、ニキビなどの肌荒れを引き起こしてしまうのです。

また、ターンオーバーは遅すぎても早すぎてもいけません。
スクラブやアカスリで無理やり角質を剥がしてターンオーバーを早めてしまうと、未熟な角質が肌の表面に露出します。
未熟な角質は水分をとどめておく力が弱く、紫外線や摩擦などの刺激にも弱いです。

そのため、いくら基礎化粧品で保湿をしても、乾燥を感じるようになってしまいます。
ホットヨガなら肌に負担をかけることなく、自然にターンオーバーの周期を正常化しながら、肌荒れの改善が可能なんですね。

 

正しいアフターケアで美肌を手に入れよう

高温多湿の環境で行うホットヨガは、サウナの中にいるのと一緒です。
しっかりと水分補給やアフターケアを行わないと、体の内側も外側もカラカラに乾燥してしまいます。

レッスン前とレッスン後だけでなく、レッスン中もこまめな水分補給を心がけましょう。
また、全身の保湿ケアも欠かせません。

乳液やクリームのベタベタした感触が苦手なら、ローションタイプやジェルタイプなど、さっぱりとした使用感の化粧品を使ってみるのも良いでしょう。
正しいケアを行っていれば肌が乾燥する心配もなく、むしろ美肌になる効果が期待できますよ。

ただし、ホットヨガを始めたらすぐに肌がきれいになるわけではありません。
効果を実感するには、ある程度の期間継続することが重要です。

また、たくさんレッスンを受ければ、それだけ早く効果が出るとも限りません。
まずは週1~2回から、無理のないペースで続けてみましょう。

 

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