ホットヨガは生理痛緩和に効果アリ?生理中でもできるポーズとは

ホットヨガの効果

生理痛には個人差がありますが、なかには日常生活を送るにも困難なほど強い痛みを感じる人もいます。

実は、ホットヨガは生理痛緩和にも効果的なんです。

そこで、ホットヨガと生理痛緩和の関係や、生理中でもできるポーズなどを紹介します。

 

ホットヨガは生理中に通ってもいい?

そもそも、生理中にホットヨガへ通っても問題はないのでしょうか?

結論から言えば、生理中でもホットヨガのレッスンは受けられます。

生理中は体の不調だけでなく、気分が沈んだり、イライラしやすくなったりと、精神的にも不調が出やすい時期です。

生理中にヨガを行うことで心が落ち着き、明るい気分になる効果が期待できます。

また、ヨガは激しく動く必要はないので、生理中に行う運動に適しているんです。

普段はほとんど使わない筋肉を動かし、血行を促すことで、冷え症や貧血を緩和します。

さらに、凝り固まった筋肉をほぐし、生理中の不快感や痛みを和らげる効果も期待できます。

ただし、ホットヨガは高温多湿の環境で行うエクササイズです。

そのため、基本的には体に大きな負担がかかります。

体調が悪いときや生理痛が強いとき、出血量がおおいときには無理してレッスンを受けないようにしましょう。

レッスンを受ける際にはタンポンを使ったり、使用後のシャワー室は綺麗に洗い流したりなど、周りの人が不快にならないような工夫が必要です。

 

ホットヨガで生理痛緩和は期待できる!?

ホットヨガは生理中の不快感を和らげるだけでなく、生理痛緩和も期待できます。

生理痛の主な原因は、体の冷えストレス骨盤の歪みの3点です。

冷え症に悩む女性は少なくありませんが、体が冷えると血流が滞り、卵巣や子宮に十分な栄養が行き届かなくなってしまいます。

すると、内臓の機能が低下し、ホルモンバランスが崩れる原因になってしまうのです。

過剰なストレスにより自律神経が乱れると、ホルモンバランスが乱れ、生理痛や頭痛、イライラなどの症状を引き起こします。

また、骨盤の歪みも、体の冷えやストレスと無関係ではありません。

骨盤は本来、生理中は広がり、生理が終わった後は引き締まっていくしくみになっています。

しかし、疲労やストレスが溜まると、知らずしらずのうちに姿勢が崩れ、骨盤が歪んでしまうのです。

骨盤が歪むと、骨盤がスムーズに動かなくなり、生理痛をはじめとしたさまざまな不調を引き起こします。

ホットヨガは、この3つの原因を同時に改善する効果が期待できます。

温かい室内で行うホットヨガは血行を促進し、代謝を上げる作用があるため、冷え性の改善に効果的です。

リラックス効果も高く、ストレス解消にもおすすめですよ。

さらに、ヨガの動きには骨盤を動かしたり、骨盤周辺の筋肉を解したりする動きも取り入れられています。

ヨガを続けていくことで歪んでしまった骨盤が正しい位置に戻り、生理痛の緩和へとつながっていくんですね。

 

生理痛がつらい人におすすめのポーズを紹介!

ヨガにはさまざまなポーズがあり、初心者がすぐに生理痛に効くポーズを見極めるのは難しいでしょう。

そこで、ヨガの初心者におすすめの、生理痛に効果的なポーズを紹介します。

猫のポーズ

猫のポーズは冷え症の改善や下半身の引き締めなどに効果的です。

  1. まずは両手と両膝を肩幅に開いた状態で床につきます。
  2. 目線は上げず、床の上を見ます。
  3. そのまま息を吐き、自分のおへそを見るように背中を丸めましょう。
  4. その姿勢を30秒ほどキープします。
  5. 次に、息を吸いながら背中を反らせ、天井を見上げながら胸を張ります。
  6. その姿勢を30秒キープしたら、もう一度背中を丸めます。

これを5回程度繰り返しましょう。

 

三日月のポーズ

三日月のポーズはウエストや太ももの引き締めや、骨盤矯正に効果的なポーズです。

  1. 最初に正座の姿勢をとり、右足だけを床に対して直角に立てます。
  2. 息を吐きつつ体を前に傾けながら、両手を前方の床につけましょう。
  3. 同時に、左足を後ろに伸ばし、膝と爪先を床につけます。
  4. ここでゆっくりと息を吸いながら、床と垂直になるような形で上体を起こします。
  5. 体を起こしたら両手を持ち上げ、頭の上で両手を合わせます。
  6. そのままの姿勢で胸を張り、30秒ほどキープしましょう。
  7. 仕上げに息を吐きつつ両手をゆっくりと下ろし、再び正座します。

今度は左足を立て、同じようにやってみましょう。

 

弓のポーズ

弓のポーズはお尻や太ももの引き締め、姿勢の矯正に効果的です。

  1. まずは床にうつ伏せになり、両手の手のひらを上に向けながら、体と平行になるように伸ばします。
  2. そのまま息を吐きつつ、かかととお尻を近づけるように両膝を曲げます。
  3. 次に息を吸い込みながら背中を反らせ、両手で足首を掴みましょう。
  4. このとき、背中と肩の力は抜いたまま、頭を持ち上げつつ、視線を落とすのがコツです。
  5. この姿勢を30秒間キープしたら、腰に負担をかけないよう気をつけながら、ゆっくりと姿勢を戻しましょう。

 

ホットヨガで生理中も快適に過ごそう!

ホットヨガは、始めたらすぐに効果が現れるわけではありません。

継続することで、初めて効果を実感できます。

生理中だけでなく、普段からホットヨガを習慣にして、生理中も快適に過ごせる体を手に入れましょう。

 

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