意外な結果に!?ホットヨガと自律神経の関係とは

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ダイエットやリフレッシュなど、様々な目的で始めるホットヨガ。
実は、このホットヨガと自律神経にはあまり知られていない関係があったんです!
今回は、このホットヨガと自律神経との関係についてたっぷりご紹介してまいります。

あなたは知ってる?自律神経って何?

自律神経には2種類の神経がある!

まず初めに、自律神経とは何かについてご紹介しますね。

私たちのカラダにある末梢神経には、『自分で動かそうと思って動かせる神経』『自分の意志ではコントロールできない神経』の2種類の神経があります。

前者は『体性神経』、後者は『自律神経』と呼ばれます。
さっそく自律神経が出てきましたね。

自律神経をさらに細かく見ていくと『交感神経』『副交感神経』の2つに分けることができます。
この2つの言葉、どこかで聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

交感神経はカラダの活動時に活発になり、副交感神経は休息時に活発になる神経です。
寝つきが悪い方や疲れが取れにくい方は、リラックスタイムに副交感神経がしっかりと働いていないことが原因に挙げられますね。

ベッドで携帯をいじっていると眠りが浅くなると言われています。
これも、携帯の光により交感神経が作用して興奮状態(活動状態)になっているんですね。

この交感神経と副交感神経は内臓の働きにも関わってきます。
簡単に言えば、カラダの各部位のアクセルとブレーキの役割を、これらの神経が担っているんですね。

 

自律神経が乱れると、体調不良の原因に…

この2つの自律神経は、必要に応じて働きの強弱が入れ替わります。
それによって、健康的な生活が送れるんです。

ですが、アクセルの役割をしている交感神経がストレスや生活習慣によって働き過ぎてしまうと、冷えや胃腸の不調などを引き起こすこともあるんです。

イライラが続くと胃がムカムカしたりお腹を壊したりしますよね。
これも、自律神経の交代が上手にできていないからなんです。

また、先ほど挙げた『眠りの浅さ』や『疲れの取れにくさ』の原因にもなりうるんです。

 

 

ホットヨガの自律神経への嬉しい影響!嫌な影響…

ホットヨガは、汗を多くかく運動であることから、自律神経に良くも悪くも影響を与えるものなんです。
そこで、良い影響と悪い影響、それぞれどんなものがあるのか見ていきましょう。

ストレス解消で自律神経の乱れも解消!

みなさんご存知のように、ホットヨガは深い呼吸を意識しながらカラダを大きく動かすエクササイズです。
それにより、普段かくことの少ない汗をかき、心身ともにリフレッシュができるんです。

実はこの、『深呼吸』・『カラダを動かす』・『リフレッシュする』というのがポイント!
これらは全て、自律神経を正常化するのに有効なことなんです♪

余分なことを考えずカラダを動かしながら自分自身と向き合うことで、自然とリラックスをして自律神経を整えることができるんですね。

 

温度の変化が負担に…

一方で、ホットヨガが自律神経に悪い影響を及ぼすこともあります。
それはズバリ、『温度差』です。

ホットヨガは、代謝を促すために高温多湿の環境でおこないます。
具体的には、室温30~40度前後、湿度55%~65%の室内環境でおこないます。

室温30~40度前後というのは、7~8月の夏日・真夏日の気温と同じですね。
一方、湿度は3~4月の平均湿度と同程度なので、夏の炎天下よりは辛くないものの、1時間近くカラダを動かすことを考えればやはり負担はかかります。

このレッスン場の室温・湿度と外部の気温・湿度との差は、体温や血流を一定に保とうとする自律神経のバランスを乱す原因となりうるんですね。

 

体調管理・水分補給がカギ!

ホットヨガによる自律神経への悪影響を防ぐために大切なのは、この『体調管理』と『水分補給』です。

体調が悪い時や十分な睡眠がとれていない時に無理をしてホットヨガをしていまうと、弱っている自律神経に追い打ちをかけてしまう形になるので悪影響を受けるリスクが高まります。

また、汗を大量に流すホットヨガのときに水分をしっかりととらないと、脱水症状によって血流が悪くなり、自律神経のバランスを崩すリスクが高まります。

つまり、ホットヨガでの自律神経への悪影響を防ぐためには、『水分をきちんをとり、無理なくおこなう』ことが大切なんですね。

 

 

気になる…ホットヨガは自律神経失調症に効く?

自律神経の乱れが続いてしまう自律神経失調症。
この自律神経失調症に、ホットヨガは有効なのでしょうか?

原因によっては有効!

自律神経失調症になるには、様々な原因が考えられます。
その中でも、『ストレス』・『生活リズム』・『環境の変化』などが原因である場合、ホットヨガで体を動かしリフレッシュすることで症状が改善される可能性があります。

グループレッスンなら、新しい友人ができて気分転換になったり、新しいコミュニティで新たな人間関係ができることでストレスをためにくくなったりもしますね。

 

重度の場合はあまり効果がないことも…

自律神経失調症には、ストレスが原因となって悪化をしてしまった抑うつ型自律神経失調症というものがあります。
これは、几帳面な方や完璧主義の方に多く見られる症状で、倦怠感などのうつ症状や、頭痛・微熱などの肉体的な症状も現れます。

この場合、ホットヨガで症状緩和はできるものの、病院にてカラダに現れた症状を改善する対処療法もおこなう必要があります。

 

ホットヨガで自律神経失調症になることもある

先ほど『ホットヨガが自律神経に及ぼす悪影響』としてご紹介した温度差。
これへの対処法である『体調管理』と『水分補給』をおこなわずに続けていると、自律神経の乱れが慢性化し自律神経失調症になるケースもあります。

これを防ぐためにも、体調管理と水分補給はしっかりとおこなうようにしましょう。

 

『無理をしない』が一番大事!

今回は、ホットヨガと自律神経の関係をご紹介してまいりました。
簡単にまとめるとするならば、とにかく『無理をしない』ということが大切だということです。

ホットヨガは、上手におこなえば自律神経のバランスを整え、辛い自律神経失調症の症状を緩和することもできるエクササイズです。
自分のカラダとしっかり向き合い、無理のない範囲でおこなうようにしましょうね。

 

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