生理中でも、ホットヨガのレッスンを受けたいという方はいらっしゃいますよね。
とはいえ生理中のホットヨガ、いつもとは体調も持ち物も変わってきます。
『どんなナプキンがいいの?』
『避けた方が良いレッスンはある?』
などの疑問にお答えしたいと思います。
目次
生理中のホットヨガではナプキンOK?
普通に生活しているだけでも、ズレていないか気になってしまうナプキン。
そんなナプキンをホットヨガの最中につけることに不安を感じる女性もいらっしゃるようです。
まずは、この『生理中のホットヨガでもナプキンはOKなの?』という疑問に対する答えから。
ズバリ『OK』です。
実際にホットヨガのレッスンをおこなっているインストラクターも、生理中はナプキンでレッスンをおこなっている方が多いようですね。
後程ご紹介いたしますが、生理中に避けた方が良いポーズというものもあり、その際には体を動かさずに口頭で教えているそうです。
どんなナプキンが安心?
『ナプキンOK!』と言われても、やはりズレやモレは気になってしまうものです。
そこで、ホットヨガレッスン時におすすめなタイプのナプキンをいくつかご紹介しますね。
羽つきタイプ
これは、生理中にホットヨガをおこなう全ての方におすすめをしたいナプキンのタイプです。
ホットヨガでは体を大きく動かしキープをするというのが基本であるため、羽なしナプキンだとズレやすいんです。
羽つきタイプはこのズレを大幅に抑えることができるので、生理中のホットヨガの必需品と言っても過言ではありません。
多い日用・夜用
こちらは、経血量が多い方や、生理1日目~3日目の経血量が多いタイミングでレッスンを受ける際におすすめです。
単純にモレを防げるというメリットもありますし、それによって『モレてしまうかも』という不安が軽減できてレッスンに集中できるという嬉しいポイントもあります。
ただ、ホットヨガの最中は多量の汗をかくため、かぶれやすい敏感肌の方は注意が必要です。
通気性のよい薄手タイプ
こちらは、生理4日目以降の方におすすめなタイプです。
レッスンは、準備や帰り支度などを含めても2時間程度で終わります。
そのため、経血量が減少していくこの時期には、モレやズレよりも汗による『ムレ』を軽減してくれるこちらのタイプのナプキンがおすすめなんですね。
やっぱりタンポンのほうがいいの?
『ホットヨガはナプキンでOK!』と言ってきましたが、可能であればやはりタンポンの方がおすすめですね。
というのも、モレやズレの心配自体がないので大きなポーズの変化に対応できますし、汗によってムレることもないので、生理中のホットヨガのお供には最適なんです。
実際に使用したことのある方ならおわかりいただけるかとは思いますが、タンポンを使っていると『生理用品を使っている』という感覚自体がほぼなくなるんです。
そのため、いつもと同じように何も気にせずレッスンを受けることができます。
『タンポンは普段使わないから本当に漏れないか心配』という方は、慣れるまでナプキンとのダブル使いをするのも良いですね。
生理中のホットヨガでおすすめなウェアってある?
あまり関係がないように見える『生理』と『ウェア』。
実は、ウェアの選び方を間違ってしまうと体調悪化のリスクを高めることもあるような、深い関係があるんです。
そこで、お次は生理中にオススメなウェアをおまとめいたします。
『キツイ』と感じないウェア
生理中だと、ナプキンが気になるあまりに『キツイ』と感じるくらいのピッタリウェアを選んでしまいがち。
でも、実はそれNGなんです。
キツイと感じるくらいの締めつけの強いウェアを着てしまうと、血管を圧迫して血流を阻害してしまいます。
生理中に血流を悪化させるのは御法度。
長時間血流を妨げてしまうと、生理痛の悪化や貧血状態に陥ることもあります。
特に注意をしたいのが太ももやウエストなどの下半身。
この周辺には太い血管が多くあるため、締めつけすぎないようにしましょう。
それでもピッタリタイプのウェアを着たいという方は、『着た段階で苦しくない程度』という基準を設けて選ぶのが良いですね。
股上深めのダークカラー
生理中のホットヨガレッスンには、こちらの『股上深めのダークカラー』もおすすめです。
お尻まですっぽりと包んでくれる股上が深めのタイプならしゃがんだときにナプキンが見える心配もありませんし、万が一モレてしまったとしてもダークカラーなら目立ちません。
『生理中でも無駄な心配をせずにホットヨガを楽しみたい!』という方は、ぜひこちらのタイプのウェアをチョイスしてみてください。
生理中のホットヨガにおすすめレッスン・NGレッスンはある?
普段のレッスン後でも疲れを感じるホットヨガ。
生理中でももちろん受けることはできるのですが、おすすめできるレッスンと避けた方が良いレッスンがあるんです。
そんな生理中のホットヨガレッスンについておまとめいたしましたので、ご覧ください。
おすすめは『リラクゼーション目的のレッスン』
ホットヨガには、ダイエットに向いている脂肪燃焼効果の高いレッスンや運動が苦手な人でもできるビギナーレッスンなど様々なレッスンがあります。
中でも生理中におすすめなのが、こちらの『リラクゼーションを目的としたレッスン』です。
横になっておこなう寝ポーズが多く、呼吸に重点をおいたリラクゼーションレッスンの場合、体への負担が少なく血行を良くしてくれるので、生理痛の緩和やむくみの改善などへの効果が期待できます。
避けるべきは『運動量の多いレッスン』
生理中に避けた方が良いレッスンは、こちらの『運動量の多いレッスン』です。
具体的には、下半身を持ち上げる『逆転のポーズ』などをおこなう運動効果の高いレッスンですね。
こちらのレッスンでおこなわれることのあるねじりの強いポーズも、子宮への負担が大きくかかってしまうので生理中には避けるのがおすすめです。
注意が必要がポーズの場合には、インストラクターから「生理中の方は無理をしないで」などの声掛けがあるので、その指示に従うようにしましょう。
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>>>生理中でもできるおすすめのヨガポーズ3選
生理前・生理後におすすめなレッスンはある?
人によっては、生理中よりも生理前や生理後の方が体調に変化がある場合も。
そんな生理前や生理後におすすめなレッスンもこちらにおまとめいたしました。
ストレス解消ができるレッスン
生理前や生理後のホルモンバランスの変化により、だるさやイライラなどを感じる方は多くいらっしゃいます。
そんな方におすすめなのが、こちらの『ストレス解消ができるレッスン』です。
ストレス解消のためには、適度に体を動かし汗を流すのが効果的です。
そのため、ある程度運動効果のあるレッスンを選ぶのが良いですね。
運動強度などの目安が設けられているスタジオの場合、中程度のレッスンが良いでしょう。
生理前におすすめ!呼吸重視のレッスン
生理前のデリケートなタイミングには、こちらの『呼吸重視のレッスン』もおすすめです。
ゆっくりと深呼吸をしながらおこなうために気持ちを落ち着かせることができ、体への負担も少ないので『疲れすぎずに心身共にリラックスできる』というメリットがあります。
生理後には運動効果の高いレッスンもあり
生理後の体は、ホルモンの関係で『痩せやすい時期』に入ります。
そのため、ダイエットを第1の目的としてホットヨガをしている方ならこの時期に『運動効果の高いレッスン』を受けるのも良いですね。
ただし、痩せやすい時期とは言っても生理終了直後だと普段よりも疲れやすかったりだるさが残っていたりするので、体調と相談をして無理のない範囲でおこなうようにしましょう。
まとめ:生理周期にあわせるホットヨガライフ
今回は、生理中のホットヨガに関する様々な疑問にお答えしてまいりました。
女性の体は、生理によって大きく変わります。
生理痛などの体の変化から倦怠感などの気持ちの変化まで、その内容は人によってバラバラ。
ただ、ホットヨガと生理との関係でいえば、『周期にあわせることで得られる効果が大きく変わる』ということは間違いありません。
- 『生理前はリラクゼーション効果の高いレッスンでイライラを鎮める』
- 『生理中は血行を良くして生理痛を緩和する』
- 『生理後はしっかりヨガで脂肪燃焼効果を狙う』
など、レッスンの組み方で得られる効果は大きく変わってくるんです。
より快適で効果的なホットヨガをおこなうために、生理周期にあわせたレッスン計画をしましょうね。